一人暮らしを始めると、自分の体調管理は自分でしなければなりません。
風邪やケガ、胃腸の不調など、日常生活で起こりうる症状に対応できるように、常備薬を用意しておくことが大切です。
しかし、どんな常備薬を揃えればいいのでしょうか？
この記事では、一人暮らしに必要な常備薬の種類とおすすめ商品を紹介します。
一人暮らしに必要な常備薬の種類
一人暮らしに必要な常備薬は、大きく分けて以下の3つのカテゴリーに分類できます。
外傷用の常備薬
包丁やはさみなどで手を切ったり、転んだりして擦り傷や打撲をしたりすることがあります。そんなときに使うのが外傷用の常備薬です。消毒液や塗り薬、絆創膏やガーゼなどがあります。
風邪用の常備薬
季節の変わり目や冷え込みなどで風邪をひくことがあります。そんなときに使うのが風邪用の常備薬です。発熱や頭痛、鼻水や鼻づまり、咳やのどの痛みなどに効く総合感冒薬や解熱鎮痛薬、トローチなどがあります。
胃腸用の常備薬
食べ過ぎや飲み過ぎ、食中毒やストレスなどで胃や腸に不調を感じることがあります。そんなときに使うのが胃腸用の常備薬です。胃もたれや胸焼け、胃痛や下痢などに効く整腸剤や下痢止め、制酸剤などがあります。
これらの常備薬は、市販されている一般用医薬品（OTC医薬品）です。自己診断・自己判断で使用することができますが、用法・用量を守り、副作用や注意事項に気をつけましょう。また、症状が重い場合や長期間改善しない場合は、医師の診察を受けることが必要です。
おすすめの常備薬商品
外傷用の常備薬は、ケガの応急処置に必須です。傷口を清潔に保ち、化膿や感染を防ぐために使います。以下の3つの商品がおすすめです。
オキシドール
水素過酸化水溶液で、傷口を消毒するときに使います。泡が出て汚れを浮かせてくれます。痛みが少なく、子どもや敏感肌の人にも使いやすいです。
ネオスポリン
抗生物質とビタミンB6が配合された塗り薬で、傷口の治癒を促進するときに使います。化膿や炎症を防ぎ、かさぶたを柔らかくしてくれます。
エルプラスト
防水性と通気性に優れた絆創膏で、傷口を保護するときに使います。水や汗に強く、肌にしっかり貼り付きます。サイズや形も豊富です。
風邪用の常備薬
風邪用の常備薬は、風邪の症状を緩和する効果があります。発熱や頭痛などの全身症状や、鼻水や咳などの局所症状に対応できます。以下の3つの商品がおすすめです。
パブロンSゴールドW
アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛成分と、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン成分が配合された微粒タイプの総合感冒薬です。発熱や頭痛、鼻水や鼻づまり、咳やのどの痛みなどに効果があります。
ルルアタックEX
アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛成分と、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン成分が配合された錠剤タイプの総合感冒薬です。パブロンSゴールドWと同様に、風邪の諸症状に効果があります。
龍角散ブラックトローチ
メントールやカンゾウなどの清涼成分と、グリチルリチン酸カリウムなどの消炎成分が配合されたトローチです。喉の痛みや乾燥、不快感などに効果があります。甘さ控えめで、スッキリとした味わいです。
胃腸用の常備薬
胃腸用の常備薬は、胃や腸の不調を改善する効果があります。食べ過ぎや飲み過ぎ、食中毒やストレスなどで起こる胃もたれや胸焼け、胃痛や下痢などに対応できます。以下の3つの商品がおすすめです。
大正漢方胃腸薬
生薬の成分が配合された粉末タイプの整腸剤です。胃腸の働きを整え、消化を促進します。食べ過ぎや飲み過ぎによる胃もたれや胸焼け、胃痛などに効果があります。
イムモダリウム
ロペラミド塩酸塩という成分が配合された錠剤タイプの下痢止めです。腸の動きを抑え、水分と電解質の吸収を促進します。急性下痢や慢性下痢などに効果があります。
ガスター10
アルミニウム水酸ゲルとマグネシウム水酸炭酸ゲルという成分が配合された錠剤タイプの制酸剤です。胃酸を中和し、胃粘膜を保護します。胃もたれや胸焼け、胃痛などに効果があります。
まとめ
一人暮らしに必要な常備薬の種類とおすすめの商品を紹介しました。
外傷用、風邪用、胃腸用の3つのカテゴリーに分けて、それぞれの効果と商品名を説明しました。
これらの常備薬は、自己診断・自己判断で使用することができますが、用法・用量を守り、副作用や注意事項に気をつけましょう。
また、症状が重い場合や長期間改善しない場合は、医師の診察を受けることが必要です。
一人暮らしをする際には、これらの常備薬を揃えておくと安心です。
