ぎっくり腰は突然やってくる痛みで、動けなくなってしまうことがあります。
一人暮らしの方は、誰にも助けてもらえないという不安もあります。
そこで、この記事では、ぎっくり腰で動けない一人暮らしの方のために、対処法と予防策を紹介します。
ぎっくり腰になったらすぐに安静にする
ぎっくり腰になったら、まずは無理をせずに安静にすることが大切です。動こうとすると痛みが悪化する可能性があります。横になるか、座るか、立つか、自分の体に合った楽な姿勢を見つけてください。痛みが強い場合は、氷や冷たいタオルなどで冷やして炎症を抑えることも効果的です。
会社や家族に連絡をする
ぎっくり腰になって動けない場合は、会社や家族に連絡をして休むことを伝えましょう。会社では、有給休暇や傷病手当の申請をする必要があるかもしれません。家族や友人には、必要なら助けてもらうこともできます。一人暮らしでも孤立しないように、周囲とのコミュニケーションを大切にしましょう。
病院や整骨院に行く
ぎっくり腰は自然治癒することもありますが、痛みが長引く場合や、下半身にしびれや力が入らない場合は、病院や整骨院に行って診察を受けることをおすすめします。原因や状態によっては、レントゲンやMRIなどの検査や投薬や注射などの治療が必要な場合もあります。また、マッサージや電気治療などの施術も痛みを和らげる効果があります。
日常生活を少しずつ再開する
ぎっくり腰は安静にすることも大切ですが、あまり動かさないと筋肉が硬くなってしまうこともあります。痛みが和らいできたら、日常生活を少しずつ再開してください。歩くことやストレッチすることは血流を良くして回復を促進します。ただし、無理をしないように注意してください。重いものを持ったり、急激に動いたりすることは避けましょう。
ぎっくり腰の応急措置方法
ぎっくり腰の時の応急処置方法について説明します。
ぎっくり腰とは、急な動きや重いものを持ち上げたときなどに、腰の筋肉や靭帯が損傷し、激しい痛みが起こる状態です。ぎっくり腰になったら、以下のような対処法を行ってください。
まず、安静にすることが大切です。横になるか、座るか、立つかは、自分の痛みの少ない姿勢を選んでください。無理に動かそうとしないでください。痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤や湿布を使用しても構いません。
次に、冷やすことが効果的です。氷や冷凍したタオルなどをラップで包んで、腰に当ててください。15分くらい冷やしたら、10分休んでからまた冷やすというサイクルを繰り返してください。冷やすことで、炎症や腫れを抑えることができます。
最後に、ぎっくり腰体操を行ってください。ぎっくり腰体操は、腰の筋肉をほぐし、血流を改善することで、回復を促す効果があります。ただし、痛みが強い場合は無理に行わないでください。以下の手順で行ってください。
（1）うつぶせになり、3分くらい深呼吸をしながらリラックス。
（2）枕やクッションがあれば、胸の下に入れて、さらに3分深呼吸。
（3）ひじから下を床につけたまま、3分深呼吸。
（4）腕の力でゆっくりとひじを伸ばしつつ、痛気持ちいいと感じるところまで少しずつ腰を反らす。5～10秒間キープした後、元に戻す。これを10回繰り返す。
（5）可能であれば数回だけ、息をゆっくりと吐きながら行けるところまで腰を反らしてみて、5～10秒間キープする。
まとめ
以上、ぎっくり腰で動けない一人暮らしの方のための対処法と予防策を紹介しました。
ぎっくり腰は突然やってくる痛みですが、正しい対処法を知っておけば、早く治すことができます。
また、予防策を取り入れて、ぎっくり腰にならないように気を付けましょう。
